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アバター2

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Tintinnabulum
Karl Jenkins - Adiemus_Songs Of Sanctuary
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これアバターのサントラじゃなかった。
古より歌い継がれしこのたぐいの唄 遥かなる地球の歌。
劇場を出たとたん この曲がイヤーワームしはじめてしまった なんで〜?!
小声で♩われわれくーれーらーべー言いながら劇場を後にしたのであった。

アバター2 長くて退屈だったと言う感想も見ますが 私は3時間あっと言う間でした。
というか 「あれ?これで終わり?内容少なっ!」 みたいな。
終始 小さめの村での村人たちとの交流・家族の葛藤のお話で
悪者は捕鯨船一隻で来て こいつを潰して今回はお開きであった。そーかぁ。

壮大な🎵まだまだくーえーら〜まだまだくーえーら〜🎵的な調べにのせて
人類の探知しない秘密基地が海底から反重力で忽然と浮上してくるはずでは?
もしくは クジラ大部隊が総攻撃を開始するはずでは・・

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パンフが買えなかった〜。
ようこそ パンフレットもPS5も売っていない 買いたいものが買えない奇想世界へ。

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アクションはめっさ楽しかったです。うめー!
悪者たちがとことん憎らしく あんなやつらやっちまってもかまわねえ感をMax積み上げていき
巻き込まれる村人たちへの迷惑も 巻き込まれる兵卒たちのことも そんなことは知らん
大自然の怒りの鉄槌で まとめてボコボコにしたったわ 焼け野原だわ という。
13年のコールドスリープから覚めたキャメロン監督は DCとかMCUとかノーランとか...を踏まえていない宇宙からやってきたのかな。
だがしかし15年前の私自身このノリをものすごく無批判に楽しんでいたはず。
エンタメ映画って これでよかったんだったかも あのころ。

キャメロンメカはかっこいい。 潜水艇もカニもよかったー。
なにより かっこいい恒星間宇宙船というものを久しぶりに映画で見た(あれは前作の再登板なんかな)。
着陸は最悪だったが。 反物質エンジンを大地に向かってぶちかますとか 惑星連邦が見たら気絶するぞ。
SF成分は正直 この恒星間宇宙船と エイワ(要するにガイア)の設定 くらいなんだけども。

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今後の展開の妄想:
この後も一家は 各地を転々としつつ 過酷な戦いに巻き込まれ続け
1話ごとに一人づつ子供が犠牲になっていく。(嫌すぎる すみん!)
その命をエイワ神に捧げていくことで エイワ通信網をひとつづつ解放。
1面クリアごとに一箇所ずつ 全5面クリアすると 惑星生命体マザーエイワが覚醒。
処女懐胎の娘が死から蘇り スーパーパワーでラスボスを倒してフィニッシュ
です。

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「プラネットアース PlanetEarth」


Blu-rayBOX
流しっぱなしBGVとして最高である。最近は見なくなったけども。

開くと「地球丸ごとどうぞ」というデザインが姿を現す。



「PlanetEarth」は BBC制作の自然科学番組で 要するに
”いっそのこと地球丸ごと撮影しまくって一大アーカイブにしてしまえ” プロジェクト。
ファーストコンタクトの時は これをお土産に持っていくとよい。
「あとここには映ってないけど我々人類っていうヒューマノイドもいます。まあ気にしないでください。 フフフフ... 」

  「PlanetEarth」
  「PlanetEarthII」
とあり その前哨戦の海洋ドキュメンタリー 
  映画「DEEP BLUE」 ディープブルー
と その後に続くドキュメンタリー
  「THE BLUE PLANET」 ブループラネット
  「THE BLUE PLANETII」 ブループラネットII
があり 一方
NHKの ”ズタボロカット編集版” の放送
  「プラネットアース」
(NHK独自パートは緒形拳さんの遺作に近く そこはとても貴重ですね。)
  「プラネットアースII」
があり それぞれ 
  「NHK完全版プラネットアース」/「NHK完全版プラネットアースII」
も後から慌てて作られ また
「ブループラネット」の一部が「NHK版プラネットアースII」だったり 「ブループラネット完全版」というのもあり 
・・もういいや。
吹き替えの異なる CSアニマルプラネット版「プラネットアース」 もあり 
こちらは無編集でデビッド・アッテンボローのナレーションがきちんと吹き替えられている これが最もまともな日本語版だというNHKとほほ。

原点の「PlanetEarth」は 全11回で
両極/淡水/洞窟/砂漠/山/草原/海/氷/ジャングル/森林/深海
これで 全地球一覧になっている。

で 何が?
つまり「アバター」スイートは 「プラネットアース」的なことを 惑星パンドラでバーチャル的にやろうとしている たぶん。
そして最終的に 惑星の全自然・ありとあらゆる場面が自在にCG化可能な 膨大なCGレンダリングエンジンのアーカイブが完成。
惑星を創造した者 つまりそれは  。



これも丸ごと一個人工地球の話です。 「銀河ヒッチハイクガイド」
計算とは何なのか?シミュレーションとは?現実世界とは?
これらはみんな同じなんじゃないか という最先端の問題の要点が既にここにあったりする。
映画も最高なのにみんな忘れがち・・


キャメロンのチームの向かう先が 全地球美麗CG化コンプリートであるとすると
この”人工地球”は レンタルされることになる。
映画制作だけでなく もしかしたらゲーム方面とか?(ぼちぼちレイトレーシングがいけるようになってきてる)
映画は CGレンダリングだけでなく 鬼のごときポストプロの結果でもあろうから そんな簡単な話ではないのかもですが・・

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ところで ビルヌーブ監督は「ラーマ」なんか撮ってる場合ではないと思う。
クラーク原作なら「ラーマ」ではなく「遥かなる地球の歌」が正解(前にも書いたような)。
海洋惑星のCGは キャメロンのパンドラアルゴリズムを使用させてもらえばいいのじゃ。
それに すでに音楽は完成しているのだ。

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Let There Be Light
Mike Oldfield - The Songs Of Distant Earth
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「ラーマ」はいやな予感でいっぱい 映像的につまらなすぎることになってしまう恐れ大 灰色がこわい今からもう怖い。
もしくはなんか秘策があるのか? CGではなくセットを作るのか回すのかぁっ?!
・・いつのまにかビルヌーブ監督への愚痴が無意識にううっ _ _ _

2023.1.6

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